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説明できる?溶接欠陥の種類

こんにちは。
岐阜県加茂郡八百津町にある事務所を中心に、岐阜県美濃加茂市や岐阜市で活動している有限会社臼田設備です。
私たちは消防設備工事や消火設備工事、消火設備に必要な配管工事を主業務としています。
主業務の一つである配管工事において、もっとも技術力が必要となるのが「溶接作業」です。
溶接作業とは鋼部材の接合を行う方法のことをいいます。
溶接技術が低いと溶接欠陥が起きてしまう可能性があります。

溶接欠陥とは


溶接作業の際に起きた不具合のことをいいます。
外観の問題だけでなく、溶接が不十分だったために起きた漏れや強度低下なども含まれます。
溶接欠陥の種類は大きく八種類に分けることができます。
1.アンダカット
2.オーバラップ
3.ピット
4.ブローホール
5.スラグ巻き込み
6.溶込不良
7.融合不良
8.割れ

表面欠陥

アンダカットとは、溶接した部分が母材に足りず表面上に乙ができている状態のことをいいます。
またアンダカットと対照的なのがオーバラップです。
オーバラップは母材と重なってしまい凸ができてしまっている状態のことをいいます。
次にピットとは、溶接した部分にくぼみができてしまう状態のことです。
これらは主に表面上に見られる欠陥で、目視で判断できます。

内部欠陥

ブローホールとは、溶接部分の内部に気泡ができてしまった状態のことです。
スラグ巻き込みや融合不良は、溶接部分の内部において不純物が巻き込まれるなど、何らかの原因できれいに融合できなかった状態のことをいいます。
他、溶込不良などは内部の状態に問題があるため目視での判断は難しいです。
そのため、レントゲンや超音波探傷試験などで確認する必要があります。

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